今日のFX相場見通し

ドル円予想：調整売り　一段の下値警戒感も (6月28日)

前取引日27日のドル円は下落。安値160.27をつけてから終値160.77と、3日ぶりに反落ののち本日の取引へ移行した。本日28日のAI予想は円安予想。

27日に材料視された経済イベントは、米四半期実質国内総生産（ＧＤＰ確定値）が1.4％で予想を上振れ、また米四半期ＧＤＰ個人消費・確定値や米四半期コアＰＣＥ・確定値の結果も注目された。米10年国債利回り（米長期金利）は上昇し、こちらを支援材料としてドル買いが強まる場面があった。

本日28日の日足チャートを見るとMACDで買いシグナルが点灯、またモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。

目先の展開については、本日海外時間の米個人消費支出や米シカゴ購買部協会景気指数などが市場の関心事となる。前日はドル売りが優勢であったが、下値圏では底堅さを指摘する声も市場の一部から聞かれている。ひとまずの下値メドである心理的節目160.00近辺までの価格帯で売り一巡となれば、押し目買い拡大の展開も視野に入れておきたい。

一段の下値警戒感も、プロのドル円FX予想は？