今日のFX相場見通し

11月13日 (水) 07:00

ドル円予想:堅調期待 ドル仕込む動き (11月13日)

前取引日12日のドル円は買い優勢。高値154.92をつけてから終値154.64と、2営業日連続で円売りが出たのち本日の取引へ移行した。本日13日のAI予想は円安予想。

12日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、こちらを支援材料としてドル買いが強まる場面があった。

本日13日の日足チャートを見るとMACDで売りシグナルが点灯、一方でモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、短期的な見通しはややつけにくい。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)では円売り優勢のため、一定の下値の硬さも期待できよう。→ドル円スイング予想(IMMデータ各週予想)

目先の展開については、本日海外時間の米消費者物価指数や米月次財政収支などが市場の関心事となる。ここ数日の上方目線を引き継いで強い展開となれば、ドル円は次の目標の心理的節目155.50を目指すシナリオも意識される。なお同水準までの途上に位置する重要なテクニカル節目はしっかり押さえたうえで取引にあたりたい。