今日のFX相場見通し

3月8日 (土) 07:00

ドル円予想:買い再燃 日米金利差拡大 (3月8日)

前週末7日のドル円は上昇でクローズ。高値148.20をつけてから終値148.03と、3日ぶりに反発ののち週の取引を終えた。

7日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気地合いへの転換の可能性がある。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)では円が133,651枚の買い持ちで、頭重い地合いへ回帰の可能性も意識される。→【有料ツール】高品質なスイング予想(IMMデータによるプロのドル円週次予想)

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。前日にはドル買い優勢であったが高値圏では上げ渋る場面も一部で見られており、動意につながる重要な、経済イベント等には留意しておきたい。ふたたび上方の方向感が出ればひとまずの上値メドは心理的節目149.00あたりか。

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