今日のFX相場見通し

9月28日 (土) 07:00

ドル円予想:売りが続く 日米金利差縮小 (9月28日)

前週末27日のドル円は下落でクローズ。安値142.06をつけてから終値142.21と、3日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。

27日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気トレンドへの移行が意識される。

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。このところの流れを引き継ぎ、今後も弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の安値目標水準である8月5日安値141.67まで下値拡大の展開も見込まれる。

日米金利差縮小、プロのドル円FX予想は?